{AJS構築}付録D AJS管理者で運用する場合のインストールとセットアップ(UNIX限定)

 

  • 物理ホスト


(1)JP1/Baseのインストール

 

(2) JP1管理者グループ(OSのユーザーグループ)の作成
groupadd jp1adm

(3) JP1/Base管理者とするユーザーのプライマリーグループの設定
useradd -g jp1adm jp1adm
echo jp1adm | passwd --stdin jp1adm


(4) JP1/Base管理者での運用を有効にする設定

/opt/jp1base/bin/jbssetadmingrp -v
/opt/jp1base/bin/jbssetadmingrp -s jp1adm
/opt/jp1base/bin/jbssetadmingrp -v

 

 

(5)環境変数JP1AJS3_ADMINUSR_NAMEに,AJS管理者用に作成したOSユーザーを指定
export JP1AJS3_ADMINUSR_NAME=jp1adm

(6)JP1/AJS3をインストール


(7)AJS管理者が正しく設定されていることを確認

/opt/jp1ajs2/bin/jajsshowadminusr


(8)JP1/Baseのセットアップ
※jp1admユーザで実施


(9)JP1/AJS3のセットアップ
※jp1admユーザで実施

 

 

 

  • 論理ホスト

論理ホストをJP1/Base管理者で運用する場合,
論理ホストは物理ホストに設定されたJP1/Base管理者での運用の有効または無効を引き継ぎます。

論理ホストを新規に作成する場合は,論理ホストのセットアップ時に,
すでにJP1管理者グループのアクセス権を与えられた物理ホストのファイルを論理ホストにコピーするため,
論理ホストでJP1/Base管理者での運用を有効にする設定は不要となります。